蹉跌の夢 作詞:日々安里 作曲:上野義雄  編曲:亀山耕一郎  歌:岡崎昌幸、風雅なおと 慈悲と罪に 汚された翼 傷み もがれ 二度とは戻れない 神と夢見て 静かに待つ 愛の皮膜 彷徨った月日 灰に燃えて 大地に舞い戻る 神に追われて 滅んでゆく 業火に燃え朽ちる この身に今 無垢の雪さえも 肩に舞っては くれない 御影石の墓標の下 永遠にこの身 捧げ 癒すことは叶わなくて 尽きる 一人 太陽を回る運命 変遷の分子のよう お前の髪束ね合わせ 切る この手首の上 愛撫に肌染めて 求めた夜は どんなに焦がされて 燃えて落ちても 消えない 絶えて消える掟ならば いっそこの身 流れるまま 抱きしめても震えながら 尽きる 二人 崩れ果てた瓦礫の中 飢えた瞳 胸を合わす お前の指 絡めながら 倒れ 時の影に沈む