[00:03.960]向こうの世界は いつも 賑やか [00:10.190] だけど どこか つまらなそうだ [00:15.160]「一緒に笑える」 それだけのこと [00:20.860]とても大切なこと [00:24.980] [00:25.550]教えてくれた君への感謝は [00:31.140]尽きないけれど 「ありがとう」とは [00:36.760]照れくさくて 言えそうにない [00:41.930]今夜も 黙って乾杯 [00:47.860] [00:51.300]「憂世鬱世」 云々嘆き節 [00:55.120]肴に呷る酒の苦味よ [00:58.770]けれども染み入り酔いぬのは [01:02.160]君と居るからこそ [01:05.220] [01:06.240]月夜に想い耽る 一方的な送り舟 [01:09.410]何時 何時苦しみ酒が染み [01:11.800]またあの日を慈しみ [01:13.450]癖に成る様な嫌な辛味 酒は進めど蟠り [01:16.870]盃に君を投影 する度波紋や花見月 [01:20.670] [01:21.180]瞳が嵩を増さす 揺れる心は過度な摩擦 [01:24.340]笑い話 にも出来ずに想いは盥回し [01:27.840]それでも回る世界 [01:29.390]そう変わらず二人は存在してる [01:31.090]今でも垢抜けない [01:32.320]想いが交差し後悔し寝る [01:33.890] [01:33.900]向こうの世界は 平穏無事 [01:37.770]だけど どこか息苦しそうだ [01:41.370]肩の力を 抜き 過ごせる [01:44.900]場所ではないのだろう [01:47.780] [01:47.900]「渡世は厭世」 云々 恨み節 [01:51.950]肴に浸る酒の苦味よ [01:55.510]けれども染み入り酔いぬのは [01:59.110]君が居るからこそ [02:01.790] [02:02.700]僕は 名前も 知られてない [02:06.110]君の 周りには 人集り [02:09.560]だから 僕は 少し 離れた [02:13.050]場所で 君を見ていた [02:16.310] [02:16.440]薄ざわめき 雲隠れの月 [02:20.310]妙に 肌寒い 夜の小道 [02:23.680]足元を照らす程度でいい [02:27.250]今夜は灯りが欲しい [02:29.310] [02:31.490]YO~当面の予定は未定 そう透明で依然差し出す両手 [02:35.500]二人が見ず知らず [02:37.270]何て想いだす意気地無し [02:39.250]未来予想すら 幾ら重ねても肥大妄想 [02:42.500]喉を詰まる言いたい事 [02:44.240]弱音を吐き崩れる膝小僧 [02:46.210]たまにの晩釈然の晩酌 全能まではいかず [02:49.660]「また、いつか」だけは誓う それで明日が始まりだす [02:52.940]実が無い話も根堀り葉堀り 二人の時間に華を咲かす [02:56.600]実感できれば有終の美 貴方の立場も重々承知 [02:59.920] [02:59.940]向こうの世界が 幕を閉じて [03:03.150]彼らは 大きく 息をついた [03:06.670]僕らもいずれ 別れるだろう [03:10.080]それぞれの行く先 [03:12.460] [03:13.240]君との別れはちょっと悲しいけど [03:17.150]涙の別れはもっとつらい [03:20.760]だから僕はきっとその時 [03:24.350]笑いながらに言うよ [03:28.430] [03:29.300]二人 騒ぎ 二人 酔い耽る [03:33.060]今夜が 最後でもないのに [03:36.720]僕の 視界が ぼやけていく [03:40.170]袖で こっそり拭う [03:43.360]薄雲越えて 注ぐ月明かり [03:47.290]君と 寄り添って この夜道 [03:50.700]今夜は 月が明るいけど [03:54.270]もう少し このまま [03:57.700]「憂世鬱世」 云々 嘆き節 [04:01.700]肴に呷る酒の苦味よ [04:04.910]けれども染み入り酔いぬのは [04:08.460]君と居たからこそ [04:11.510]「渡世は厭世」 云々 恨み節 [04:15.500]肴に浸る酒の苦味よ [04:19.150]けれども染み入り酔いぬのは [04:22.630]君が居たからこそ