[00:08.75]遠く霞み見えてきたのは [00:12.75]空の果ての都 [00:17.75]風のままに運ばれて [00:20.75]ふわりふわ 日傘で落ちてゆく [00:26.64] [00:26.65]花弁の雲 桜吹雪 めまぐるしく踊り [00:35.75]手をのばして掴もうとすれば [00:39.75]するりとすり抜けてゆく [00:45.91] [00:45.92]空を眺めていた [00:54.94]風に乗ってとび立った [01:04.68]地面は遠のき 陽ざしに誘われ [01:13.75]春の陽気の魔法の力ね [01:22.74] [01:22.75]空は高く澄んで [01:31.75]道を歩く人小さく [01:40.75]さらさら 吹き抜ける 春風はやさしく [01:49.75]地平線を超えてゆくのでしょう [01:59.74] [01:59.75]霧が晴れて姿現す 空の果ての都 [02:08.75]見たこともない青でできた [02:12.75]世界に爪先が触れる [02:17.74] [02:17.75]空から降る透明な花 [02:21.75]受け止めると溶けて [02:26.75]光を反射しながら零れて [02:30.75]キラキラと消えてゆく [02:35.75] [02:52.75]丸い広場の中 影を落とす日時計に [03:10.75]寄りかかり目を閉じる [03:15.75]何も無い時間に [03:19.75]境界の鐘鳴り響き消えた [03:27.75] [03:48.64]石畳の道に転がる輝く石ころを [03:57.61]拾い上げて覗いてみたら [04:00.75]世界がさかさまになった [04:06.74] [04:06.75]瞬きをする度 景色は [04:10.75]少しずつ変わって [04:15.13]いつしか違う場所に浮かんでいた [04:19.75]私を見上げてた [04:24.74] [04:24.75]前を向いたら続く道に [04:28.75]あるいてたのは誰 [04:33.75]雲の中へと消えてゆく [04:36.75]私を見送って目覚める [04:42.74] [04:42.75]横であなたが呟いてた [04:46.75]違う夢を見たと [04:51.75]遠くへ続く道と青い空 [04:55.75]風が吹き抜けてゆく