編み上げた白詰草の冠を掲げて 飛び立たテントウムシは 忽ち見えなくなる きっと忘れてしまうでしょう 幼かったあの日を 二人指切りを交わしたね 木陰で秘密の約束 お気に入りスカート宜しい 泣きじゃくる私に 差し出した掌の中 白い天使そらへと 魔法のような遠い日 はあ~