忘れたくない悲しい記憶を 乱雑な筆跡で綴った 「美しかった日々へかえりたい」 泣き続ける あおい眸 「眠るときに見る夢のなかでは おまえの名前を呼べるのに」 ふやけた幻と 空想の飛行船と 慈しみ深き過去の亡霊と (献花) 僕が愛していたもの全てを手放しても あなたは僕を愛してはくれない バニーユ甘い甘い恋人に なれなくてもそれでも良いんだ 今度会ったときには 一粒の涙を拭ってあげられるように 新しい朝の窓辺で待っているから バニーユの恋人 おねがい 目をさまして…ねぇ