流れる 冷えた粒子 散らばる 思惑の欠片 無限に渡る 空間 僕達は 呼吸を続ける 迷える塔 君は僕と 違う道を進む 遠くの音 離れた後 聞こえない 上を見て辿り着いた ひらひらと 舞い落ちる 青くて未熟な花弁 君は見て 笑っていた 僕は目を逸らしたままで 一枚を 手にとった そのまま道を歩く どうして もう 声が届かないのに 広大な 空の下 手が触れ そうなこの距離 呟き 響く事 仕掛けは 知らず生きてきた 透き通った場所 僕は目指そう 答えを見つけたよ 心の底 触れ合った後 認めた 互いへと寄り掛かろう 地平線 探しても 高く登り過ぎた 此処からじゃ 笑っている 君さえ見つけられないよ 今でいい ゆっくりと そのまま地上に降りる 手を取り もう一度君と探そう 遠く 滲んだ夕陽に 涙する 事が できる 纏まらない 言葉でも これからは伝えるよ 少し宛 此処からは 二人で登ろう ひらひらと 舞い落ちる 青くて未熟な花弁 君は見て 笑っていた 僕も目を向けながら そっと 一枚を 手にとった そのまま道を歩く 聞こえる この響き 波の全てが 無限に渡る