[00:09.41]Biancaneve bruno ~白雪姫と八人の小人~ [00:11.01]Vo. 仙台エリ [00:20.42]《聖夜》(Christmas)を迎える度に 一人ずつ小人が增えてゆく [00:36.86]それは私が公社で過ごした 歳月を数えるように [00:51.28]──ある一度の例外を除いて…… [01:06.32](Dopey, Grumpy, Sneezy, Sleepy, Happy, Bashful, Doc, Augusto...) [01:28.29]少女は走る 仮初めの現在を [01:35.66]少女は走る 不条理な世界を [01:43.02]泣いたり走ったりして成長することも [01:49.43]あるのだろうと──念じて走った…… [01:58.02]少女は笑う 束の間の現在を [02:05.13]少女は笑う 無慈悲な世界を [02:12.17]紅茶とケーキには幸せの魔法が [02:19.05]かかっていると──信じて笑った…… [02:27.13]嗚呼…《義体》(わたし)は戦う為 生かされているのだ [02:34.32]嗚呼…如何なる理由であれ 《敗北》(負る事)は《許容》(ゆる)されない [02:41.94]瞳を背けようとすればする程 その《恐怖》(やり)は広がる [02:49.15]《脆弱い》(弱い)自分に負けぬよう もっと強くなりたい [03:15.46]「私はどうすれば良い?」 ぬいぐるみに語りかけても [03:29.16]声色を変えた返事を待っても 答えを出すのはいつも自分だ [03:43.98]──『褐色の白雪姫』は戦うお姫様…… [03:57.40]「答えはもう決まっているのだ(です)」 [04:26.28]「あれは、モンタルチーノで奪われた私の銃。 [04:30.14]よくも私を撃ったな。 [04:32.00]ヒルシャーさんのくれた大切な銃で。 [04:35.09]──許さない……絶対に許さない!」 [04:42.30]私は勝った 敵を倒して大切なものを守った [04:56.48]私は知った 凍える世界を溶かす《光》(Good Morning)を [05:11.69]《兄妹》(Fratello)で愛を語らう言葉は持たない 優しさは時に鋭い刃物 [05:25.93]不器用な者が触れ合えば 傷つけ合うこともあるけど [05:33.29]大切な人は両手で抱きしめよう…… [05:41.64](Dopey, Grumpy, Sneezy, Sleepy, Happy, Bashful, Doc, Augusto...) [05:43.78]「あれは何時だったのだろう? [05:44.89]優しい夢を見た。眼鏡と香水の香り。 [05:49.00]『お母さん』の夢。私をさっと抱きしめてくれた。 [05:53.65]気のせいかも知れないが、そんな気がしたのだ……」 [05:58.85]「大丈夫、私は今日も頑張るよ!」 [06:03.90]──褐色の白雪姫(Biancaneve bruno)