毎度くり返しては すぐ忘れて 砂利蹴飛ばして走る 古いスニーカーで なぜ鳥に生まれずに 俺はここにいる? 湿った南風が 語りはじめる ミクロから夜空へ 心も開く ため息長く吐いて 答えはひとつ こぼれて落ちた 小さな命にもう一度 翼は無いけど 海山超えて君に会うのよ ぬるい世界にあこがれ それに破れて トガリきれないままに 鏡を避けて 街は今日も眩しいよ 月が霞むほど 現は見つつ 夢から覚めずもう一度 四の五の言わんでも 予想外のジャンプで君に会うのよ キラめくさざ波 真下に感じてる 夜が明けるよ ため息長く吐いて 答えはひとつ こぼれて落ちた 小さな命にもう一度 匂いがかすかに 今も残ってるこの胸にも 翼は無いけど 海山超えて君に会うのよ