夜の暗がりは宿り木のよう 彼が鳴り響き僕らにその時を告げる 無口な身体と無口な心臓 彼が鳴り響き僕らにその時を告げる 手は差し伸べない あなたがその足で 歩こうとするとき その背中を押したいだけ 振り返らないでいい 思い出さなくていい あなたは生きればいい 踊るように歌うように どこまででも駆けていくよ そうさ、微笑み置き去りにもできる ためらわずに手を放せる 今日の分の太陽と明日のための夢を 僕らは祝福した ドアの向こうへ 届け まばたきを忘れ 鼓動は高鳴る 今日は生きたね 踊るように歌うように 絶えず流れて消えていく泡のように 何も知らずに生まれて始まって 何も分からないままに終わっても 大きな声どこまで届くかな そうさこの歌はこれからクライマックス ドアの向こうへ 笑顔が見たい ここで