ただ儚き愚かな身じゃの… 恥を捨てて何を望むか? ああ堪え難い想い宿して 強き意思を見せてみるがよい 偶さかに出逢うをかしき縁 月に免じて教えてやろうぞ! 恋の作法も知らず妾を求める 愚かなその勇気… 嫌いではないのう お主のその笑顔 見ているだけで… 胸が高鳴ってく 何故なのじゃ?何故なのじゃ? 敢えなく散ってゆくことさえも… 畏れないで天を望むか? 高望みも良いところじゃが  甲斐も無きはちと哀れかのう 穢れた此の世に光を落とす 月に免じて叶えてやろうぞ 熱き想いのままに妾を映した 赫灼(かくしゃく)たる瞳… 宝と申すか お主のその笑顔 見ているだけで… 胸が高鳴ってく 何故なのじゃ?何故なのじゃ? 月のあかりだけが二人を包んで… 心までも照らし 隠してはおれぬ 恋の作法も知らず妾を求めて 抱きしめるがよいぞ… さぁ、よきにはからえ! お主といるだけで 幸せなのじゃ… 素直になってく 秘密じゃぞ!秘密じゃぞ!