覚醒夜

生まれた理由(ワケ)/诞生的理由
ここに存在する意味/在此处存在的意义
゜ラスティ゜/゜拉斯提゜
禁忌の扉は、今も闭ざされて——/禁忌之门，如今仍关闭着————

『もし君が天使ならば、/『如果你是天使的话，
私を壊さないのに』/就不会来伤害我了』
神の手(セレネ)が授けた幻想(ゆめ)/从神之手（寂静）中授予的幻想
少しずつ、绽びはじめた/正一点点的，绽放着

覚醒(めざめ)は   波纹描き/波纹描绘着的觉醒
闪光(ひかり)は影に饮まれた/光芒没入阴影之中
ただ欲しかったほんの仅(わず)かでいい/唯一想要的只是那一点点真正的
暖かな温もりが……/温暖却……

『父亲の爱が注がれていたのは、正妻とその娘にだけ/『被父爱倾注的只有那正妻所生的女儿而已
光射す庭园。远くから眺めるそれは、/在光芒普照的庭院。向远处眺望着，
决して泳ぎ着くことのできない空のように暧昧で……/如同绝对无法游到天空中一般暧昧……
けれど、そんなものが欲しかった/但是，还是会想要得到它
小さな顷から、ずっと』/从幼年开始，一直就』

爱を知らず/不知何为爱
微笑う   少女は儚く/微笑着的少女只是虚幻
゜リスティ゜/゜丽丝提゜
无垢なる瞳は、何も映さずに——/无垢的眼眸中，什么也映照不出————

「もし君が悪魔ならば、/「如果你是恶魔的话，
私に背かないのに」/就不会背叛我了」
神の手(セレネ)が零した幻影(ゆめ)/从神之手（寂静）中散落的幻影
彷徨うは、无慈悲なRiddle(リドル)/彷徨只是那冷酷无情的迷

覚醒(めざめ)は   波纹描き/波纹描绘着的觉醒
闪光(ひかり)は影に饮まれた/光芒没入阴影之中
ただ欲しかったほんの仅かでいい/唯一想要的只是那一点点真正的
暖かな温もりが……/温暖却……

声にならない声/发不出声音的声线
刹那の暗い冲动は/刹那间黑化地冲动
红い鲜血で   小さなこの手を/鲜红的血液 将那份温热
あたためてくれたんだ……/给与这双小手……

『沈黙は、夥しく鲜烈な赤と共に世界を支配していた/『沉默，与那无数鲜烈的赤红共同支配着这世界
うしなったモノ。手に入れたモノ。生ぬるい雫。冷え切った意识/遗失之物。得到之物。微温的水珠。冻僵的意识。
俯きながらも、少女は虚ろに微笑んだ——』/低着头，少女发呆微笑着————』

「あーぁ。   壊しちゃった……。/「啊—啊。弄坏了啊……
あの子が起きたら、喜んでもらえる(くれる)かなぁ……?」/如果她醒来的话，会（为我）感到高兴吗……？」