「聞こえませんか。」 扉の向こう 今にも消えそうな あの悲鳴に 「見えませんか。」 真っ暗な部屋埋もれて一人泣く姿が 期待され押しつぶされて 君はもう笑えなくなっていた 孤独にまみれ 腐り続けた 自分を変えたいと願った 窓から見える空が知りうる世界 眺める視線の先 手を伸ばしたくて 閉ざされたドアを開け 怯える君は 闇夜を裂いて 夢から覚めた そして心が  今 叫んだ  唄え 唄え 生かされた過去を捨て 明日を信じて 遥か彼方へ 君は羽ばたけ そして 心が 今 響いた 生きろ 生きろ 生きろ その胸に届け 君の痛みは誰にもわからない けれど 俺は何度も 扉を叩いた 忘れないでいてくれ 初めて泣いた 涙の理由を あふれた意味を 前に進めず ただ 心が 泣いた 泣いた 探し続けてたのは 誰かじゃなくて 目の前にいる 新しい君 塞がれていた先 光が見えた 前へ 前へ 君は進め