見失うことでしか 気付かないことばかり そして、君をまた失ってしまうのでしょう 溶けた粉雪が、涙みたいだ 細いその指が、そっとなぞってた 永遠と云えるような 同じ時を生きていく そんな 淡い幻 傷つけることでしか分からないことばかり そして、君をまた失ってしまうのでしょう 頬を伝ってく この涙 貴方に見えぬ様に、そっと拭った 「まだ見えない」だなんてさぁ ここには全てがあったんだよ ただ、近すぎたよ 貴方が見えない 永遠と云えるような 同じ時を生きていく そんな 淡い幻 傷つけて、見失い、それでも分からなくて そして、全て消えてゆく