朱色に暮れなずんで 夜の帳が待つわ 過ぎ行く季節に 心が馴染んでく 薄闇に目が慣れて 瞬く天の星よ 優雅に儚く 何時かの光 私が生まれた日 その日からもずっと 変わる事など無く 輝き続けてる 今 いつも傍に居るから そんな約束ほど切ない だけど その言葉を胸に 私は旅立てるのよ この夜の果て 星々が愛した幻の世界ね 誰もが忘れ去って 言葉にも載らなくて 揺らいだ 存在 それは"死"に等しく まるで蜃気楼のよう 何処かに在る筈 でも 追いつけ ないのよ かき消えてしまう  私が亡くなる日 この日からもずっと 変わる事など無く 世界は続くのよ ほら だから何か残したい 私が私だという証 記憶には残らなくて良い だけど足跡をつける 住み慣れた街 目に映った モノだけが 真実ではないわ 光さえも色づくことが出来ない そんな存在 神々が恋する程に美しい この空 「傍に居るわ」約束は私だけ ずっと守れそう 神々が恋する程に美しい この星…