気づいてなかった キレイなメロディも星空も君がくれたことを 分かろうとしなかった 僕の傍(かたわら)に君がいてくれる意味を なんとなく過ぎてゆく時間(とぎ)の中でいつだって 手を伸ばしたら答えを掴めたはずなのに 琥珀の扉に寄りたかったまま 足踏みしか出来ない僕を ずっと待ち続けてくれてたんだね 今なら分かるよ 気づいてなかった 「寂しい」気持ちが僕のココロにも芽出(めば)えたことを 分かろうとしなかった ただ終わりの無い涙だけ零れ落ちた 初めて出会ったこの気持ち 君が溢れてて 痛くて息苦しくて なぜだろう 愛しくて 琥珀の扉の向こうで 君の呼んでる声が聞こえるから 遠くに交わしたあの日の約束 今から果たすよ いつか抱きしめてくれた日々 君に返せたら もう一度僕に向かって笑ってくれるかな 琥珀の扉を開けるのは今 真っ直ぐ君のいる方へと 何も出来ずいる弱い自分はもう見たくない 君が僕にくれた宝物をひとつひとつ見せてあげたい ゆっくり冷たい手を差し出すよ 隣には…君がいる