語りかけた星空 闇に描く宝石に 今 耳を澄まし 悠久の声を聴いた 水晶に写って 導かれた未来には 明るく照らされた“情景” 暖かい幻想 光る夢の中に溢れ出す 優しい『幸福の度数』は 一つまた一つと崩れた せめて せめて 一瞬だけ…… 流れ星の瞬きが 消える時には 私はもう居ない まだ知らぬ未来 想いを馳せて 幸せを求めてた 探し求めた夢は 夜に散りばめた星に ただ線を繋ぎ 悠久の声を待った 水星の逆行 導かれた未来には 暗闇に閉ざされた“幻想” 悲しみの心象 暗い夢の中を埋め尽くす 回帰と『涙の度数』は 一つまた一つと滲んで そっと そっと しまいこんだ…… 天の川の煌めきが 揺らぐ時には 私は忘れられ まだ見えぬ世界 願いを秘めて 悲しみを堪えてた 天空に輝いた 十二星座の調べ 幾千の未来を覗く 『ただの星占い』 揺らぐ夢の中に渦巻いた 黒い『災害の度数』は 一つまた一つと近づき 強く弾け消えた…… 襲い掛かる彗星を 止めた先には 私はもう居ない 星空に祈り 唱えた禁忌 “ 逆 位 置 の 五 芒 星 ” 终わり