作曲 : ilG 作词 : ilG 目が覚めた遅い朝 晴れた空はまぶしすぎるくらい 青と白い雲だけで 人影を消した街の広場を歩いて 時間を止めたみたいに ずっとこのままでいたい 華やいだようにたなびく花も風任せ 願いは振り回すだけ 全てを包み込む 見えないちから 真昼の空が降りる 閉ざした心かすめて 不安の影をかき消すように 話す声が誰かを探してる 優しく出迎える朝も 哀しみに暮れた夕陽も ここまでの道を結んだ明かり それだけは確かで 目の前を通り過ぎる大人だけ 白日夢みたいで 何もかもがわからずに 振り向いた景色に別れのひとつ 言えない 携帯メールみたいに 積み上げたままでいたい 確かめるように約束だけを残してる 絆は形を変える 何かを塗り潰す 知らない明日 願いが空に満ちる 失くした物を集めて 零れた夢を胸に抱いたら 希望だけがどこまでも広がる いつか描いた理想さえ 思い出をなぞるように 今は目の前でたたずむ未来 それだけを信じて 真昼の空が降りる 閉ざした心かすめて 不安の影をかき消すように 語りかける 私に届くまで あの日見上げた星空も 涙を残した虹も たまに胸の隙間に射す光 それだけを頼りに 新しい明日へ