作曲:黒田亜津 作词:黒田亜津 紅い唇の少女を買った 男の視線の先の塔から 眺む 少年の見た夢はうんざりするような現実 高い透明性がウリの政治家は フルカラーの嘘の群れが透けて 綺麗に 汚れてんです 淡い 淡い 空想に任せた再生は盲目 神の死んだ場所で 断絶へと加速するだけ 形骸化した愛の詩(うた)を詠む 道化師にアスターの花を 腐敗した純粋の哀しさよ 鮮やかなモノクローム 僕を 壊して 古いギターを鳴らす亡霊 皺だらけのその手が望む 世界、に悲しみは ないらしい 笑い 紛い 早々に破れた 曖昧な虚像 君が縋る その腕も造り物と気づいているの? 切り取った歪な優しさが 誇らしげに胸を刺すんだ 再現性の無い狂おしさで 思い出せないよう 僕を 愛して 形骸化した愛の詩(うた)を詠む 道化師にアスターの花を 腐敗した純粋の哀しさよ 鮮やかなモノクローム 切り取った歪な優しさが 誇らしげに胸を刺すんだ 再現性の無い狂おしさで 思い出せないよう 二度と目覚めぬよう