その詩は夢からやってきた 懐かしい景色を想いだすように まぶたを閉じる 陽だまりの中 この風は何処からやってくる 逆らい続けた重力を そっとかわすように 手をかざして差し込む光 何処まで行けるかな 震える心 寂しさ抱えてゆけるのかな 光りの先へ 何処まで行けるかな 記憶のさざ波で 泳いでいる魂は今 たくましく揺れる