[00:19.53]炎天下の庭 彼は耳までうな垂れていた [00:28.31]自由になれとそっと首輪を外してやったんだ [00:37.10]だけど彼はその場所を動きはしなかった [00:45.93]錆びた鎖は彼を縛りつけてはいなかった [00:53.46] [00:55.02]俺は何を期待してた? [00:57.33]チクリと痛むこの胸を風が吹き抜けた [01:03.79]その時何となく感じた [01:06.08]直観が確信に変わった [01:08.61]“自由な気分ならそれで十分”だって [01:12.95]その場所から見える景色はどうだい? [01:21.94]ネガポジプラスマイナスゼロの [01:26.36]地平線に立って [01:30.65] [01:31.23]子供のころ描いた色とりどりの世界 [01:39.80]空は虹色 クジラが雲の隙間で泳いだ [01:48.34]画用紙をはみ出して床や壁に続く物語 [01:57.88]大人達が子供らしいと誉めてくれたから [02:05.30] [02:06.68]子供の絵はわりと不自由だ [02:09.21]大人の絵はわりと自由だ [02:11.52]俺はどうなんだ? [02:15.68]変換ミスや言い間違いや [02:17.92]思いつきや無駄の向こうに [02:20.40]無限の宇宙が広がっている気がした [02:24.80]触れない光に伸ばす指先 [02:33.73]この手に自由を教えてやるんだ [02:45.05] [03:00.89]風が吹き抜けるあの場所まで [03:05.29]僕ら走り抜けよう [03:09.80]何故かこぼれてくあの涙は [03:14.29]凛々と音を描く [03:18.46]確かなものなんてない未来へ [03:23.26]ひょうひょうと走り抜けよう [03:27.44]誰かの小さなつぶやきでさえ [03:32.21]世界を変えてしまうかもしれない [03:38.84]変えてしまうかもしれない [03:44.97]行こう 行こう [03:50.35] [03:53.85]行こう 行こう [03:59.29] [04:00.52]風が吹き抜けるあの場所まで [04:07.37]僕ら走り抜けよう [04:13.49] [04:22.00]