八月になったら 君を連れ出して 陽炎の燃えるハイウェイを どこまでも飛ばそう 君はバスケットに サンドウイッチをつめて 俺はポケットに銃とワイン 追っ手を振り切って ありふれた毎日に 風穴を開けたくて その思いがすべてだった 今がすべてだった 若さを恐れる臆病な弾丸は アウトサイダーたちをいつも 標的にしようとする 一瞬の風が舞う日に 時間は止まり何かが弾けた 一瞬の風が舞う日に 短い夏の終わりを知った 風が舞う日に 風が舞う日に