[00:03.272] 月の明かりが [00:09.093] 月の歴央が 私を知る [00:12.598] [00:28.666] 教科書に 載ってある 白黒で写った [00:35.411] 偉大な人の 髪を 伸ばしてみる [00:40.247] それだけじゃ足りずに 角を 生やしてみた [00:46.804] もうこれで 忘れないよ [00:51.810] [00:52.496] 落書きが現実なら 歴史は変わってるのかな [01:09.368] [01:10.976] チャ一ト式にした 反対の選択肢へ 想いを馳せる [01:16.558] 机の上にだけ 頬杖 突いて [01:21.932] 訪れることのない 物語を そこら中に描いて [01:28.252] 私の元にだけ 新しく生まれる歴史 [01:34.434] [01:45.429] まだ 読んだ事のない ペ一ジを [01:50.444] 少しだけ 捲って 隅に簡単な絵を描く [01:57.335] 次は 遡って ちょっとだけずらす [02:04.093] 幾重も 繰り返すよ [02:09.463] [02:09.924] 単純な線に 半分は物語重ねて 動き始める [02:26.433] [02:28.969] 高速で パラパラと [02:31.937] 出来るだけ 綺麗に 微風と共に [02:35.170] 最後の落ちだけは ハッピ一·エンドにして [02:40.659] 滑らかに 捲れずに [02:43.869] 途中で止まった ペ一ジにあった [02:46.810] 私の肖像は 躓いて転びそうになったり [02:53.354] [03:30.960] 月の明かりが私を知る [03:36.531] ずっと 変わらずに [03:42.293] 一つ重ねた 過去だけが [03:47.276] 未来を創って [03:53.748] [03:54.590] 「能ある白沢は角を隠す」と [03:58.048] いつか本に書いてあった [04:00.947] 誰も知ることのない ずっと隅の方に [04:06.102] 訪れることのない 物語を そこら中に揺いで [04:12.546] 私の元にだけ 新しく生まれる糜史