[00:00.00] 作曲 : RD-Sounds [00:01.00] 作词 : RD-Sounds [00:37.860]空虚な町の灯に埋もれるように [00:46.820]一層空っぽの目をした、漂流者。 [01:04.480]見えないこの何かを暴こうとして [01:13.360]見えないその何かを、 [01:16.840]「独り」で、探している。 [01:22.500]ずっと独りきり、 [01:25.940]十分にやってきたのに、 [01:30.610]心のどこかに 深い欠損を負ったみたいで。 [01:39.840] [01:48.880]心に小さな棘が刺さったみたいに [01:57.850]得体の知れぬ 何かに責められる想い [02:06.950]失くしたらしい ピースの一つごときが [02:15.050]ああ、どうしてこんなにも [02:18.960]私を、戸惑わせるのか。 [02:23.550]歪んでいる何かを確かめたら [02:28.380]この想いも消えてくれるだろうか? [02:32.930]やり場のない想いに動かされ [02:37.300]無性にただ、叫びたい。 [02:41.370]でも、何を叫べばいいのかさえも、 [02:46.120]誰も教えてくれはしないんだ。 [02:50.600]見つからぬ言葉は嗚咽となって [02:55.010]弱弱しく漏れていく。 [03:00.320]心が、ざわついて、いる。 [03:04.650]…涙の、わけを、教えて。 [03:17.430]心が勝手に何かを否定してる [03:26.320]「こんな現実は、嘘だ」と [03:32.140]喚いている。 [03:35.200]もしも、全てが、 [03:39.640]偽りの中に居て [03:44.130]歪んだ現実に 埋もれているとしたら…? [03:53.210]何かを、忘れている。 [03:57.400]何かが、足りずに居る。 [04:01.660]思い出せ! [04:03.350]それが、何で在ったのか。 [04:08.260]たいせつなもの、 [04:09.460]だったはず。 [04:10.410]かけがえのないもの、 [04:11.780]だったはず。 [04:12.610]わたしにとっての、 [04:14.840]たいせつなもの? [04:17.040]…わたしの、 [04:18.170]…そうじゃなく! [04:19.200]…わたしたちの、 [04:23.270]…ああ!! [04:25.670]どうして忘れていたんだ、 [04:28.450]その名前を! [04:30.420]引き離されたもう一人のことを。 [04:34.730]忘れたいと思ったことなんて なかったはずなのにね。 [04:43.310]体の奥から込み上げる熱が、 [04:48.080]怒りとなって、迸り始める。 [04:52.560]独りで消えていってしまうなんて、 [04:57.000]絶対に許さないから。 [05:01.700]どこまでだって追いかけて、 [05:05.520]名前をもう一度呼ばせるまで [05:10.630]もう諦めるものかって、 [05:14.450]この心に誓うよ [05:19.410]二人の間を引き裂いた、 [05:23.330]全ての幻想に立ち向かうため、 [05:28.360]いつもの始まりの言葉で、 [05:32.190]今一度、幕を開けよう [05:36.390] [06:13.000]undefined