[ti:] [ar:] [al:] [00:03.13] [00:41.33]『ちょっとそこのお嬢サン [00:43.17]愛を語りまセンか [00:45.32]月夜にめぐり逢ったこの縁に [00:49.82] [00:50.13]流麗蒼美の瞳 [00:51.81]月光 照らす銀の髪 [00:54.03]今宵の誰よりも輝いております [00:58.73] [00:58.85]昨今夜な夜な現れる [01:00.58]夜霧の幻影の恐怖が [01:02.70]もしも貴女を脅かすならば [01:07.25] [01:07.56]僭越ながら私 [01:09.20]愛の語らい序でに [01:11.38]貴女の行先へお供致しましょう』 [01:15.83] [01:16.13]“嗚呼、嬉しいわ 今宵の私のお相手は貴方? [01:24.77]ねえ、過ごしましょう 蠱惑的で幻想的な一夜を” [01:33.44] [01:33.62]出会いは唐突ながら [01:37.68]月明かりの下 惹かれ行く [01:42.40] [01:42.41]月夜に飢える昏い眼をした狼の気配は [01:50.65] [01:51.15]押し付けがましの愛は [01:55.24]今宵も向かう先を探す [01:59.61] [01:59.87]その仮面の下に気づかれることも無いままに [02:07.99]今宵も獲物を求め… [02:14.05] [02:21.62] [02:21.63]『草木も眠る夜更けに [02:23.45]外を出歩く貴女 [02:25.68]そもそも何処へお出ででしたか』 [02:30.24] [02:30.47]“どうかお気になさらずに [02:32.19]淑女の秘密を暴くのは [02:34.37]紳士にあるまじき行いではなくて?” [02:38.87] [02:39.12]『月の綺麗な夜こそ [02:40.90]気をつけなければならないさ [02:43.08]夜な夜な現れる殺人鬼に』 [02:47.69] [02:47.86]“月の照らす静寂に [02:49.63]騒ぎ立てる者こそ [02:51.72]消えて亡くなればよろしいのではなくて?” [02:56.34] [02:56.51] [02:56.52]『嗚呼、イケナイよ 殺人鬼を悪戯に駆り立てる言葉』 [03:05.26]“ねえ、怯え惑う者にこそ殺人鬼は現れるそうよ?” [03:13.76] [03:13.94] [03:13.95]出会いは唐突ながら [03:18.06]月明かりの下惹かれ行く [03:22.71] [03:22.72]月夜に飢える昏い眼をした狼の気配は [03:31.20] [03:31.38]深まる夜のしじまに [03:35.55]霧満ちる都市の灯の中で [03:40.19] [03:40.20]男と女は踊る、互いに狙いを定めて [03:48.88]今宵も獲物はそこに… [03:54.36] [04:04.25] [04:21.46]ah_ 人気も途絶えた [04:27.70]暗い、通り、午前二時過ぎ [04:30.29]月を背に殺人鬼は牙を剥いた…! [04:38.91] [04:39.00] [04:39.01]出会いも唐突ならば [04:43.15]別れも刹那の出来事 [04:47.48] [04:47.50]月夜に嗤う紅い眼をした狼の姿は [04:56.53] [04:56.54]月を映すナイフを手に [05:00.89]佇む殺人鬼 [05:05.03] [05:05.04]けして満たされること無くやがては再び彷徨う [05:13.73]今宵も獲物は何処に… [05:22.74] [05:41.26]