いつか見た夢の話 遠い遠い国の事 仕舞い忘れた 私たちの旅 忘れ物 置いてきた 網棚の 上にあった まだ時間が かかるみたい 寝てでいいよ ほら 肩にもたれて 深い深い眠りに 落ちると聞こえるの ほら 懐かしい声 君の声 ’二人ならどこまででも 行けると信じている’ と笑う君を 嗚呼 愛しいと思う 流れてく景色 揺れる列車 とこの思が紡ぐんだ 君に今は身を任せよう ’二人で歩けないなら そこに意味はないんだ’ と泣いた君は 嗚呼 美しいと思う 境界を超えて 届け あの日の記憶の欠片 いつか思い出すよ この旅路を