糸を束ねて手繰るその手は凍りつき 薄く交わされた言葉はただ流され 朽ちてゆく希望を抱え 一歩一歩 暗く押し寄せる迷い隠し この道を また繰り返し 明日が来るのだろう 掠れた想い 雨に晒されてもがく 丘を越えてはるかな旅路へ 長く長くゆらり先は霞みゆく 風に揺れる首飾り 心映す鏡のラジエスセシア(Radiesthesia) 歩みは止めず 夢を 募る焦りは隠せずまだ絡みつく 固く閉ざされた扉は嘲けのよう 振り返り照らしてみても道はなく 綱を這わせては鍵を探す 彼方まで 渇いた胸に からりからりと脆く 崩れた世界 沈む 震える指は わずかな望みさえも 見つけられない 果てに残された一人 膝をついて叫びは虚空へ 代わる代わる はらり涙零れゆく 褪せて曇る首飾り 嘆き響く無常のラジエスセシア(Radiesthesia) どうかこの背に 羽を ああ 探し求めど 影も形も見えず この身には大きすぎたのか 枷にはめられた未来 砂をかぶる祈りは痛みへ 淡く淡く ひらり花は散ってゆく 陰り落ちる首飾り 終わり告げる寡黙のラジエスセシア(Radiesthesia) 光を願う 空へ 终