[00:40.84]咲いた 咲かせた [00:44.14]徒花の先に君を見た [00:47.55]空も 大地も 六道輪廻さえ [00:54.30]超えて ゆけば [00:57.44]いつかあの場所へ帰り着く [01:00.89]旅路 の果ては [01:04.09]見知る景色だろう [01:07.55] [01:08.78]窓を開けば そよ風と少しの焦げ臭さ [01:15.53]今朝は北の空が 燃える [01:22.07]町を見下ろす その場所で 君は [01:28.45]私より遠くの空の死を [01:32.35]見ていたのかな [01:34.44] [01:34.57]第一章『邂逅』戦場に駆ける白き翼在り [01:37.25]君と私は混沌の世に生まれ翻弄される [01:39.41]冷戦と熱戦の温度差でまた拗らせる鍔迫り合い [01:42.75]内臓ざっくばらり恨めしや [01:44.57]ダウンダウンは今日も白々しく暮れ消灯 [01:48.01]大地踏み締めた土踏まず [01:49.65]青雲と雨雲は瓜二つ [01:51.27]雪のクリスタルが綺麗なのにメリークリスマスも言えないなんて [01:54.78]せめてせめてほころびをふせぐため口ずさむ歓びの歌 [01:57.90]宵闇の通り 同じ歌を囁く君が居た [02:01.55] [02:01.73]パンの買い方や 魚の釣り方も知らない [02:07.68]君は名前を 聞かれて とても困っていた [02:15.09] [02:16.49]咲いた 咲かせた [02:19.65]この花を君に届けよう [02:23.14]川も 丘も 暗く繁る森も [02:29.89]超えて ゆけば [02:33.04]またあの笑顔に会えるから [02:36.42]小さな 冒険を [02:39.65]日々繰り返して [02:43.08] [02:43.20]醒めない悪夢だけが目の前に [02:44.65]戦火を交えるいつもの様に [02:46.33]斬った感触がまた蘇り [02:47.99]夢の中 唯一の現実逃避 [02:49.63]ふとした拍子 君の事ばかり [02:51.35]記憶を辿る 思い出す郷里 [02:52.94]確かあれは平和という字が まだ笑われる前の話 [02:56.18]今や争い絶えず 剣と魔法 [02:58.32]それぞれの正義を背に纏う [02:59.99]同じ空の下に生まれ落ちたのに なのに違う景色に戸惑う 君と私 [03:04.62]昔の会話の綻び 意味も解り [03:06.71]相反する正義を倒す為 [03:08.40]手にした武器が君を守る盾 [03:10.07] [03:10.08]剣の振り方や 鎧の着方も知らなかった [03:16.40]私は名前を呼ばれる その時を待つ [03:23.81] [03:25.22]咲いた 咲かれた [03:28.46]数多の刃が閃いた [03:31.95]首を 額を 命を掠めても [03:38.64]超えて ゆこう [03:41.84]立ち止まる事は決してなく [03:45.33]進む 赤い [03:48.52]川の流れる方に [03:51.86] [04:05.36]咲いた 咲いていた [04:08.60]この花を君に届けよう [04:12.04]川も 丘も 暗く繁る森も [04:18.68]超えて ゆけば [04:21.94]またあの笑顔に会えるから [04:25.38]空は 青く [04:28.57]どこまでも澄んでる [04:32.36]