作曲 : keeno 作词 : keeno 降(ふ)り注(そそ)いだ冷(つめ)たい雨(あめ) 青(あお)い傷(きず)を溶(と)かしてった。 いつか見(み)てた夕暮(ゆうぐ)れ空(そら)の すみっこで/ 笑(わら)う誰(だれ)かがいた。 気付(きず)かないうちにオトナになって 綺麗(きれい)な嘘(うそ)口(こち)に出来(でき)るほど いろんな痛(いた)みを覚(おぼ)えてきたけど それでもまだ痛(いた)いんだ。 夕暮(ゆうぐ)れの涙(なみだ)が出(だ)そうな赤(あか) 私(わたし)の中(なか)の君(きみ)を溶(と)かしてしまえ。/ 私(わたし)の体中(からだじゅう)/ 君(きみ)の傷跡(きずあと)で溢(あふ)れているから もう進(すす)めないよ。 ねぇ 消(き)えて 消(け)してよ そう願(ねが)っていたのに どうして/ こんなにきつく/ 抱(だ)きしめてるの? 君(きみ)の声(こえ)が遠(とお)くなる 飲(の)み込(こ)まれそうな赤(あか)。 きっと このまま/ 君(きみ)を溶(と)かして夜(よる)になるだけ。 淡(おわ)く染(そ)まる指先(よびさき)に 零(こぼ)れ落(お)ちそうな赤(あか)。 私(わたし)の中(なか)の君(きみ)を奪(うぼ)ってしまう。 ちぎれてく雲間(くもま)から 溢(あふ)れ出(だ)す涙(なみだ)。 少(すこ)しずつ滲(にじ)む君(きみ)に ぎゅっとしがみついた。/