遠く揺れる陽炎は まるで僕を嘲笑(わら)うよう 数えきれない光が 空に浮かんでは消えた ねぇ、教えてよ… アナタはまだ こんな僕を 愛してくれるのでしょうか? ああ、全てが夢だったらなんて 願うことさえも 許されないのですね 遠い昔芽を出した ほんの些細な欲望は 今やあの雲の向こう 星さえ掴もうとしている もう、戻れないね… アナタはまだ こんな僕を 守ってくれるのでしょうか? ああ、全てが終わってしまう前に この夢の続き ご覧に入れましょう 子供の頃に見た アナタの笑顔だけは 今も瞳の奥 焼き付いている 癒えない傷 消えない罪 二度と戻れない日々よ ああ、それでも、 僕は止まれないんだ 分かってる アナタはまだ こんな僕を 守ってくれるのでしょうか? ああ、全てが終わってしまう前に この夢の続き ご覧に入れましょう