冷めた 右手を 握り締め 君は 彼方へ 飛び立って逝く 咎を 感じ 蹲躇い 嘆く 僕は 背中 見つめ 抱く ずっと ずっと 待ち続けても 叶わぬ願いは変わらなくて 焰を 隠し 定めに抗う 君を 永久に 愛し続けて 澄んだ 魂を宿した 君は 未知なる 世界の鳥よ 空を 翔る 白い 翼 脆く 優しい 君と 共に ただ一つの 望みを抱え 総ては黄昏に消えて逝く 君が解し 歯向かわぬのが 僕は 哀しくて 切なくて 奈落に堕ちた 君との契り 優しい嘘は総て見抜かれて たとえ 記憶を失っても 僕は 君の居る所へ行く ずっと ずっと 愛し続けて 叶わぬ願いも変わらなくて あの日 見つけた ふたりの場所で 君と 永久に 待ち続けてる