[00:24.60] 善かれ悪しかれ 骰子は放られて [00:31.89] 疎い頭で 蝶や花ではないなりに [00:38.92] 当たり前の 言の葉を [00:46.20] 目映い程 赫かす まほろば [00:53.40] [00:53.81] 百遍云っても 見るにゃ勝らぬ [00:57.59] 何遍振っても 為るにゃ敵わぬ [01:01.40] ひょんな 拍子に [01:02.99] ひょっくり嗤えば [01:05.06] 鶴も 釣られて 月に飛ぶ [01:08.53] [01:23.65] 敢えて敢えなく ふらり振られて [01:30.93] 又のお越しを [01:34.61] 今日を限りじゃあるまいに [01:37.97] 取り留めない 言の葉を [01:45.28] 有り得ぬ程 棚引かす まほろば [01:52.78] 天辺盗っても 此にゃ勝らぬ [01:56.54] 満遍売っても 其れにゃ敵わぬ [02:00.32] ひょんな 拍子に [02:02.10] ひょっくり嗤えば [02:04.12] 亀も 駆られて 勝ち急ぐ [02:07.59] 鮮やかな 紅の [02:14.46] 其の 魂で 飛んで征け [02:22.72] [02:51.96] 百遍云っても 見るにゃ勝らぬ [02:55.60] 何遍振っても 為るにゃ敵わぬ [02:59.26] どんな 堅磐も [03:01.19] にっこり嗤えるて [03:05.07] [03:06.72] 天辺盗っても 此にゃ勝らぬ [03:10.28] 満遍売っても 其れにゃ敵わぬ [03:14.33] そんな莫迦なと [03:15.98] にんまり嗤えば [03:18.01] 虎も ころりと 猫に成る [03:21.70] [03:30.70] [03:39.67] おわり