偽りとワリ合わず 進む世界の裏側へと 留まらずただ過ぎゆく二つの光 スキマ振り向くスキに逃げ出したのさ ただこんな自由が欲しかったんだろ? 深くたれこむ闇に怪しく灯る 今夜も 断ち切る手間も間に合わず そのまんまつっ立って 気が付いた時は部屋で寝過ごしたのさ 借り物のシャツのボタン掛け違えてる あぁ いつまで待っても現れてくれない 「ヒーローここに見参!」って…。 突き刺す様な君の言葉の裏側へと 対するはただ次の「サヨナラ」を待つ 分かっていたが明らかに見過ごしたのさ ちりばめた宝石の上で寝転んでる あぁ いつまで待っても現れてくれない 「ヒーローここに見参!」って…。 草の上を転がる様に 立ち止まりはしない あぁ いつまで待っても現れてくれない 「ヒーローここに見参!」って その確かな声 聞き覚えてんだ ヒーローはすでにいない おわり