浮かぶ円は届かぬ距離 不安の裏にあるものは 空の涙に託し 待つ 対極した二人の位置関係 言葉は風にさらわれた 期待の裏にあるものは 膨らまぬ様 針を刺す この痛みは隠しておこう 「高嶺の花」誰もが現実を唄う 流れに沿うハナビラは綺麗… それが定め? 下弦の貴方を慕う そんな日々 溶ける事ない雪が心を埋める 私の心は壊れた温度計 「欲す事なかれ」言い聞かせているのに… 朱色に染める 朝焼けが貴方を匿った 「身分の差」と誰もが現実を唄う 流れに沿えない 私は惨め… 前世の罰? 「此れ以上貴方を知りとうはない…」 罪を犯す前科に枯れる事を望みます 欲しがる私は 映され知った 求めたその数だけ 辛いだけなのに… 下弦の貴方を…