いとうかなこ かさねた手(て)を離(はな)さずほどかないで 太陽(たいよう)と月(つき)に背(そむ)いてもいい 憧(あこが)れを今(いま)から 手(て)に入(い)れに行(ぎょう)こう 飲(の)み込(こ)まれるその前(まえ)に 眠(ねむ)っていた僕(ぼく)の記憶(きおく)を 起(お)こした君(きみ)の 切(せつ)なさ気付(きづ)いてた 彷徨(さまよう)い歩(ある)く世界(せかい)でいつも 視線(しせん)の先(さき)は あの日(ひ)目(め)指(さ)した夢(ゆめ)の跡(あと) 振(ふ)り返(かえ)ると君(きみ)がいなくて 胸騒(むなさわ)ぎ一人(ひとり)挫(くじ)けそうでも 見(み)えぬ星(ほし)に願(ねが)い込(こ)めて 闇(やみ)が包(つつ)む夜(よる)も 明日(あす)は訪(おとず)れるから かさねた手(て)を離(はな)さずほどかないて 太陽(たいよう)と月(つき)に背(そむ)いてもいい 憧(あこが)れ今(いま)から 手(て)に入(い)れに行(ぎょう)こう 飲(の)み込(こ)まれるその前(まえ)に ずっと空(そら)の月(つき)を見(み)ていた 答(こた)え見(み)えない未来(みらい)に戸惑(とまどう)って 君(きみ)と僕(ぼく)が出会(であ)った あの日(ひ)に繋(つなぎ)いだ手(て)から 受(う)け取(と)っていた勇気(ゆうき)気(き)づく 仰(あお)ぎ見(み)れぼ君(きみ)の姿(すがた)も 流(なが)してる涙(なみだ)隠(かく)す仕草(しぐさ)も さだめなれぼ運命(うんめい)だと 嘆(なげ)く心(こころ)捨(す)てて 明日(あす)を探(さが)しに行(ぎょう)こう かさねた手(て)を離(はな)して傷(きず)ついても 君(きみ)の笑顔(えがお)を守(まも)れるのならば 憧(あこが)れを今(いま)から手(て)にしていこう 約束(やくそく)を果(は)たすために ----------------------------------------------- あの日(ひ)の君(きみ)の声(こえ)が あの日(ひ)へ僕(ぼく)を誘(いざな)う 乾(かわ)かぬ傷(きず)も流(なが)れる血(ち)さえ あの日(ひ)から僕(ぼく)を支(ささ)えてる 証(あかし)いつまでも胸(むね)に かさねた手(て)を離(はな)さずほどかないで 太陽(たいよう)と月(つき)に背(そむ)いてもいい 憧(あこが)れを今(いま)から 手(て)に入(い)れに行(ぎょう)こう 飲(の)み込(こ)まれるその前(まえ)に かさねた手(て)を離(はな)して傷(きず)ついても 君(きみ)の笑顔(えがお)を守(まも)れるのならば 憧(あこが)れを今(いま)から 手(て)にしていこう 約束(やくそく)を果(は)たすために