[00:00.00] 作曲 : 月の妖鳥、化猫の幻 [00:21.24]大学行きのバスに乗ってバスを降りて [00:31.19]今日は火曜日だから三限目まで [00:39.08]エンプティのパッドをオン [00:47.00]羅列された白い文字に白塗りの背景 [00:58.01]たくさんあったはずの色鉛筆が 絵の具が<落とした砂糖が濁って重なる> [01:08.22]もうひとつも残ってないからクレヨンの代わりに泥を塗る<飲み干して最後に泥を> [01:25.57]指差しすれば 空が出来る 海が出来る [01:34.96]だけど目を焼きつくす影に [01:41.06]塗りたい色を作れなくて もう全ての色を奪うと [01:55.63]その景色を知っている [02:02.22]栞に沁みたそれがページを汚す さよならだね<幻の先に奇跡を追っている> [02:13.18]ゴミ箱の上で手を離した時は涙が枯れていた<窓の外 柳が枯れて> [02:25.69]蹴り飛ばしても<秘密が> [02:33.60]壊せるわけはない 選んだのは手の中 [02:46.37]もう鍵は要らない 歪んだ錠 [02:55.50]二度と開かないから [03:00.82]使えない日記 黒く煤けたメモが名前を書く<いつから二人は背中を合わせた> [03:11.47]読み上げるけど空の切れ間から振るのは蓮の花だけ それだけ<今咲くべきは明日の花だけ それだけ> [03:28.96]