みちむ街並み  いだんだ石畳み にごった 眼差し 響く汽笛が なく若子の様に  空へと影消えた (伸びる欠片を)座り込んだ子供の腕が (溶かす全てを)力なく落ち 掴んて 夢の橋 砂のように 音もなく消え として嘲笑う言葉さえ求めてしまう あなたのいない世が  愛しい 遠く離れて 違う雲眺め  幾年過ごした 揺れ動くのは 心でわなく  古びた時計だけ (錆びた鳥籠)明日を失い 置いた元へ (朽ちる全てガ)静かにふさえ も一度 輝きを 儚くとも 胸にだいて 残したつめ跡が  りふい痛みを 呼び覚ます あなたを待つ日々が   懐かしい 掴んて 夢の橋 砂のように 音もなく消え 零した涙さへ  乾きも癒やすそうだとしても きっと 抗う も一度 輝きを 儚くとも 胸にだいて 残したつめ跡が  りふい痛みを 呼び覚ます あなたを待つ日々が   懐かしい