[00:18.820]染まる壁が金網の影を写す夕暮れに [00:31.030]白い階段二段飛ばして今日も君は来た [00:41.680] [00:43.710]渡すこと頼まれた手紙 [00:49.700]また今日も渡せずに終わる [00:55.790]言葉は雲のようにとけないの [01:01.550] [01:05.430]大声でさ伝えたいけど [01:11.390]その顔見ると言えなくなる [01:17.640]“ほっとかないでずっと側に居て” [01:23.810]声に出せば壊れそうな季節だった [01:30.890] [01:42.350]回る風が僕らの様子を探る夕立ちに [01:54.690]口にすればするほど嘘になるよ本心は [02:05.470] [02:07.170]さっきまでそこにあったはずの [02:13.350]雲はもうどこにも居なくて [02:19.340]引き留めなきゃ全部消えちゃうの [02:25.310] [02:28.780]大声でも届かないような [02:35.060]距離じゃないのにわざわざ呼んだ [02:41.100]“ほっとかないでずっと側に居て” [02:47.440]声に出せば壊れそうな季節だった [02:54.530] [03:05.870]ねえなんでさみしいな [03:12.010]手紙も風で飛ばされちゃった [03:18.450]壊れそうな季節の狭間で [03:24.430]心は雲のようにとけないの [03:30.220] [03:34.560]大声でも届かないくらい [03:40.800]遠くに居たら言えたろうか [03:46.910]“ほっとかないでずっと側に居て” [03:53.250]声に出して届くうちに [03:59.350]大声でも届かないような [04:05.840]距離じゃないのにわざわざ呼んだ [04:11.810]“ほっとかないでずっと側に居て” [04:18.000]声に出して僕は言ってしまった