[00:22.46]秋晴れ、あざやか金木犀  [00:28.10]かすかに香りがした [00:33.69]いくらか時は過ぎたのに  [00:39.31]痛みはあの日のまま [00:44.85] [00:46.55]いつのまにか遠ざかってく  [00:50.81]帰らぬ季節のなか [00:55.23]濡れゆくきみの肩に  [00:59.33]傘も差し出せずに [01:05.81] [01:07.50]伏せたまつげが震えている [01:12.89]済し崩しにきょうの日が  [01:19.34]暮れてくのを見ていた [01:19.28]息つく暇なく駆け抜けてく [01:24.09]振り返れば  [01:26.27]いつだって後悔ばかりだな [01:30.64]今 こうやって愛おしい記憶に [01:37.34]さよならと手をふる [01:42.61] [01:52.82]憧れ、あかるく燦々と  [01:58.31]かなたに夢見ていた [02:03.81]いつしか夜はやってきて  [02:09.49]道端落とした影 [02:15.34]疑わず強くまっすぐ  [02:20.85]ぼくらは歩けたかな [02:25.16]浅ましいほど  [02:27.81]未来も自分も捨てきれずに [02:35.65] [02:37.42]夜空 ぽっかり浮かぶ光 [02:42.76]嘘みたいにまんまるで  [02:46.29]いつまででも見ていた [02:49.16]行き着くいつかのためであろうと [02:54.08]振り切るのは  [02:56.17]だれだって怖いものなんだな [03:00.53]でも そうやって刻まれたすべてが [03:07.24]いつまでも生きてる [03:12.17] [03:14.77]流れるときは止め処なく [03:17.52]儚く過去を奪ってく  [03:21.01]それでもまた [03:24.71]傷だらけのいのちを背負って笑う [03:33.87] [03:37.27]伏せたまつげが震えていた [03:42.33]瞼のうら焼き付いて  [03:45.78]いつまででも消えない [03:48.78]行き着くいつより今がすべて [03:53.64]そう言えたら  [03:55.73]またいつか出会えるのだろうか? [04:00.15]もう届かないその道の先  [04:05.43]どんな未来を生きてる? [04:10.97]無理して微笑んだ肩越しに見ていた [04:18.15]夕焼けがまぶしい [04:22.35]すきだった [04:26.60]