見渡せば広がる 透明な蒼 果てのない空 寄り添えば孤独を ぬくもりがほどいてゆく 祈りは切なさの余韻に似て だけど願いは少しだけ 希望に似ている 涙つたうのは 哀しいからじゃなく 愛しさがあふれてくるから 零れ落ちた音 そっとすくい止げて 君と奏でてゆこう たった一度の 今という奇跡 幾億の矛盾をたたう時の輪 陽光(ひかり)が透かす それでも僕達は 求めずに生きられない 翳した手の先に何があるか わからないけれど 明日も君と笑えたら 胸がふるえるほどのよろこびを知り やがてまた痛みを知っても 何が正しいかという答えじゃなく 何を望むのかを 僕は知りたい in skyscape of the last era 涙つたうのは 哀しいからじゃない 愛しさがあふれてくるから ぎゅっと後ろから抱きすくめてくれた あの日から優しく 響きつづける 過去に 未来に 捧ぐ九重奏(ノネット) 今 君と生きよう