[00:08.91] [00:30.93]嘆きの 極みに 愛(お)しむらば [00:37.23]疾(と)き 風の 如く 馳(は)する迄 [00:43.66]残心 相 覓(と)みて 眩(くるめ)くは [00:49.95]争う 刻(きざみ)に 為せる為 [00:55.80]映(えい)ずる物 渾(すべ)てに [00:59.58]行き場よ 在れ 跡形 消えど [01:06.45] [01:06.85]今 高く 否(いな) 前(さき)に 歩みて 往け [01:14.11]蔭(かぎ)に 殉(したが)ふ [01:16.42]心思(うらも)いで [01:19.63]未だ 闕(か)く 高才に [01:23.25]氣(き)が 臥(ふ)せても [01:26.31]彷徨う 夜の 虎口を [01:33.98] [01:42.94]火影(ほかげ)の 姿に 認むるは [01:49.15]風凪(かざな)ぎの 中に 哮(たけ)る 者 [01:55.53]繊塵(せんじん) 碍(がい)とみて [01:58.75]蔑(さげす)むは [02:02.00]見境ふ 気概(きがい)の 無かる為 [02:07.78]詠ずる程 然(さ)るべき [02:11.57]道話(どうわ)も 無し [02:14.37]然(さ)れば 如何(いか)なる [02:18.49] [02:18.96]今 高く 否(いな) 前(さき)に 歩みて 往け [02:26.06]蔭(かぎ)に 殉(したが)ふ [02:28.46]心思(うらも)いで [02:31.70]未だ 闕(か)く 高才に [02:35.06]氣(き)が 臥(ふ)せても [02:38.27]彷徨う 夜の 虎口を [02:44.82] [02:55.61]而(そう)して 踏み出す一足(ひとあし) [03:00.81]揺らぎは 無い [03:06.79] [03:27.61]然(そ)う 見ゆ物 渾(すべ)てに [03:31.57]行き場よ 在れ [03:34.45]跡形 消えど 忘れ去らざる [03:41.57] [03:42.04]頓(ひたすら)に 高く [03:44.89]否(いな) 前(さき)に 歩みて 往け [03:50.08]蔭(かぎ)に 殉(したが)ふ [03:52.42]心思(うらも)いで [03:55.62]未だ 闕(か)く 高才に [03:59.18]氣(き)が 臥(ふ)せても [04:02.30]彷徨う 状(ざま)こそ [04:05.34]いと 神の 鳴る如く 打て 此の 地を [04:12.50]雨に 生ゆるは 始まりと [04:18.07]絡み合う 功罪に 樹が 震れても [04:24.81]帰らぬ 夢幻の 道を [04:32.66] [04:40.69] [04:49.10] [04:51.21] [04:53.08] [04:58.15]おわり