夢と世界の境界(スキマ)に 指を伸ばせば 凍える風が吹き 木枯らしを纏うの 切り離された心は 遙か雲の上 眺める白い海は 私だけの舞台 ほらね 魔法の箒に 呪文も唱えて 空を飛べる 星が降る そんなの 信じられる? 流れる星屑を この手で掴めたなら きっと空へ届く消せない願いも 信じる人にだけ 魔法の力は在るの 誰のものでもない 私のレヴァリエ それでも貴方は居るの 私の傍に 同じ時を歩めない運命(さだめ) なのに 離れようとすればするほど 近くて 優しい声 眼差しが 胸を焦がした 消えゆく星屑を この手で掬えたなら そっと空へ放つ 癒えない痛みも 届いて欲しいから 天の川の向こうへ 今は貴方のため 奏でるレヴァリエ 一人きり 残る世界で