[00:05.39]遠く思い出すのは 月の砂に 怯えていた 僕らの事 [00:28.59]君の手はもう 満ち足りはせず 震えていた 凍えていた [00:56.69]小さな実が揺れた [01:09.17]大きく口を開き 祈りを餌にする 誰かに聞こう [01:30.40]彼らの灯火を 僕らはかつて 捨てたのかと [01:55.61]ただ 遠くの方へ 石くれを放った [02:16.76]ただ 遠くの闇は 言葉足らずに 歌う [02:38.33]君が 穢した 光を見ろと [03:00.61]「夕日が沈む前に 私の小さな実を 差し出せたら [03:22.00]永遠を運ぶ砂も 月の欠片も 恐れないわ」 [03:43.14]大きく口を開き 祈りを貪り喰う 何かに問おう [04:04.21]彼らは灯火を その手に既に 留めたかと [04:30.87]「今日見た夢の事 話したいの 貴方がいて 私がいて [04:54.18]赤い空を 満ち足りたまま 見つめていた ヒトのように」