この街はどこにある この雨はどこに降(ふ)る すべてを知っていながらも この路地(ろじ)に立(た)つ 叫(さけ)ばれた雨粒(あまつぶ)が どこかの街を変(か)えていく 呟(つぶや)いた雨粒が どこがの街を乱(みだ)してく 私も本当はそんな雨を 振(ふ)らせてしまう雲(くも)だった 私も本当は一粒(ひとつぶ)の雨で 一瞬(いっしゅん)で町並(まちな)み変えられるのに ああぼつりぼつり雨は降る 誰もが悲しい街の中 ぼつりぼつり 誰でいられたら 雨は聞(き)くことをできない この雨が止(や)んだなら この街は晴れるのか 答(こた)えを知っていながらも 雨を怖んた 紡(つむ)がれた雨粒が どこかの街を変えていく 掛(か)けられた雨粒が どこかの街を照(て)らし出(だ)す 私をかつてはそんな雨を 降らせよどうする雲方 私をかつては一言の雨が 求(もと)めて両手(りょうて)を 広(ひろ)げてたのに ああぼつりぼつり雨が降る 誰もが求めるはずなのに ぼつりぼつり私だけが雨は 与(あた)えることができない 雨は叫ばれ 雨は呟かれ 雨は紡ぐから 雨はかけられる 雨を叫ぼう 雨を呟く 雨を紡が 雨をかける 雨は叫ばれ 雨を呟かれ 雨は叫ばれ 雨はかけられる 雨を叫ぼう 雨を呟く 雨を紡ぐ この雨はそう