もしも世界が 消えてなくなるなら ここで時間を止めてしまいたいな 流れ星が私たちに会いに来るまで あと一週間です 息が白く凍る 12月の 遅めの初雪が降った日でした 暗い夜は 白く照らされていて 空が雪に食べられたみたいだ 目の前にある終わりが なんだか嘘みたいで 君とこうして歩くのも 両手の指の数もないんだ 白く染めてく 私の街と 淡く滲んだ 君と私の足跡 困ったように笑って 「あと少しね」って 怖いのを隠すように 君の手を握ったんだ ..music.. 街が光を失い始めて 人はみんな空に祈ってたんだ 神さまなんて信じてなかったのに ちょっとだけ笑ってしまった いつから 息をするみたいに 明日が来るのが当たり前で 一日がこんなに長いなんて 今更気付いたって 遅いのに ...music.. 白く飲み込んでく 私の声と 軋んだ 紐の音 君の笑顔 掠れた声で笑って 「もう終りね」って 怖いのを隠すように 目をつぶって 白く染めていく 私の街と 淡く滲んだ 君と私の思い出(あしあと) 困ったように笑って 「また会いたい」って 怖いのを隠すように 息を止めたんだ