誰もいない浜辺に 一人きり佇む夕暮れ時 硬く引き結んだ頬を 潮風が 優しく撫でてくれた 沈む夕日に照らされて 眩しくて 思わず 瞳を閉じたら ふいに 零れ落ちた涙 止めどなく 溢れて 頬を濡らすの 苦しい時には 海を眺めれば 強がる心も 解かれてしまう 本当の私… 弱い心ごと、 抱きしめて 今日を乗り越えるの 泣いて、声をあげて 泣き続けて… 明日、また笑顔に 戻れるように さよなら この痛みよ、 海に解けて 明日の喜びを 運んできて 漣、ゆらり 流れていく