眠れ眠れ時よ 止まれ静かに 底深くに宿れ 未知の誘い ゆらぎゆらぎ堕ちる 招かざるとも 異としてその御霊は 天を目指した 燃ゆる陽目指して幾千 永久の闇を抱えて 贖う現世の記憶に 「さあ今お行きなさい」 地に眠る瞳は 一筋の涙だけ 閉ざされた心が 揺れ動くと信じてた 何も見えぬ 世界「置いてかないで」 熱を帯びた 羽が未知へ誘う 忌むべきその力 抑え込まれて 箍に包み隠し 調和と呼んだ 燃ゆる炎焦がれた地震は 永久の意味を抱えて 尽きない時間に震えた 「さあ今お行きなさい」 地を統べる瞳は ただ何も知らぬよう 閉ざされた心で 揺れ動くと信じてた 燃ゆる煉獄沈んだ 「ここが最後で構わない」 地に眠る全ては 天の光憎んでいた 教えて空の色を 投げかけた言葉は 途切れて届かないと 知らなかったあの日まで あの燃ゆる陽目指して幾千 永久の闇を抱えて 贖う現世の記憶に 「さあ今お行きなさい」 地に眠る瞳は 一筋の涙だけ 地を統べる瞳は ただ何も知らぬよう