[00:16.44]白い壁お染めて草笛が響く丘 [00:23.27]菜の花とそして夕月 [00:30.08]切れた鼻緒 帰り道の少女が一人 [00:37.14]灯りが恋しくて震えてた [00:43.51]かすりの着物おさげ髪には [00:50.65]飾りなどありません [00:57.15]服を着せかえても 人形は [01:04.08]言葉など知りません [01:10.90]ふり向いて僕を見つけ [01:14.50]うれしそうに微笑んだ [01:17.90]名も知らぬあどけない少女よ [01:40.00]青いホタル今も甘い水をさがして [01:46.94]見つけられず迷い込んだ [01:53.78]セロハン越しのぞいて見ていた大きな空に [02:00.86]まだ星は輝いていますか [02:07.00]遠くへ飛ばそうと紙風船 [02:13.88]たたいたら割れました [02:21.10]大人になっても夕立に [02:27.99]ふられてばかりいます [02:34.84]あわれ恋も知らないで [02:38.32]まつげぬらした少女は [02:41.71]悲しき夕焼けのまぼろしか [02:48.47]ふり向いて右手を振り [02:52.15]うれしそうに微笑んだ [02:55.50]いつか見た僕だけの少女よ [03:17.48]おさげ髪には紙風船