[00:27.00]たった一秒 目を離した隙に [00:31.78]その光は黙って消えた [00:36.42]真水のようななんでもないワンシーンを [00:41.11]僕らはいつも切り取って笑った [00:45.29]はなればなれになって [00:47.36]少し大人になって [00:49.72]忘れてたことさえ [00:51.50]忘れてた 光景 [00:54.52]天気雨が通りすぎて [00:56.67]「ああ、奇跡みたいね。」と [00:59.08]時が落っことした涙をそっと象った [01:03.59]見え透いた嘘をついても [01:05.74]失望の日に泣いても [01:08.03]迫り来る明日が怖くてさ [01:17.22]たった数秒だけ 顔を出してた [01:22.20]淡い記憶は引っ込んで消えた [01:26.72]最終電車で狂いそうな後悔と [01:31.34]嘲笑う声と 消えそうな勇気が [01:35.46]混ざり合う [01:53.25]「一つだけ信じたいもの [01:55.80]信じていたいもの [02:01.53]そう、それが幻でも [02:05.28]いつかは解ける魔法でも。」 [02:07.69]君の言葉を思い出す [02:12.05]あーそうだ なんだっけ [02:14.50]約束してたんだっけ [02:16.90]知らないうちに動く足が向かう場所 [02:22.56]天気雨が通りすぎて [02:25.76]あの日と同じだね [02:28.16]時を忘れた秒針をそっと戻そうよ [02:32.71]見え透いた嘘を知っても [02:34.87]失望の日を知っても [02:37.27]決して揺るがない灯火に [02:41.78]気づいた [02:46.57]変わらない君がそこにいて [02:51.92]気が触れてしまいそうな夜と [02:56.63]光のない朝を越えて [03:01.20]僕らがいたその日々は [03:04.91]幻なんかじゃなかった