知りたくないことを知ってしまったら わたしの心に穴が空いたの その隙間から嵐が起こって 当分止むような気がしないの あなたのことならば どんなことでもすべて分ってしまいたかったのに ないもの強請りなの 臆病者ね 時が経ったら 楽になるかしら それでもどうしてもっと知りたくなっちゃうの 賢くはなれないわたしと なにも知らないあなた それでも人はまた繰り返す あなたもそうでしょう セイロンに見抜く回して 考えていた 渦巻の不思議 ある夏の夜のこと