- LUNA - 風に揺れるカエデ並木に 望むあの空 赤い木の葉 木漏れ日に染まる 木枯らしに乗って 空へと舞い上がり 私の前から 消えてゆくの ねえ 聞こえてるの 私の問いかける声を 応えて欲しいの 今あなたの声 聞きたいの ねえ 聞かせて欲しい あなたの美しい唄を 青き小さな羽根 羽ばたかせる姿を あの時 あの日 あの場所へ もう一度だけ 戻りたいの 楽しい 嬉しい 幸せの時 もう 記憶の彼方 風に揺れるカエデ並木に 望むあの空 赤い木の葉 木漏れ日に染まる 木枯らしに乗って 空へと舞い上がり 私の前から 消えてゆくの ねえ どこへ行ったの 私一人ここに残し 貴方が去った後 残るのは枯れた枝だけよ ねえ 寒くないの 乾いた風に心震え 長い冬がもう すぐ傍に迫っていた LALALA... (長い冬が終われば きっとまた春がやって来る) (ただ それだけの願いを込めて) 木枯らしに乗って 空へと舞い上がり 記憶の彼方へ 消えてゆくの 風に揺れるカエデ並木に 望むあの空 赤い木の葉 木漏れ日に染まり 木枯らしに乗って 空へと舞い上がり 私の前から 消えてゆくの おわり